SRCにも役立つ(のかどうか不明な)戯言
(1)キャラクターの動かし方
と言うわけで、適当に書いて見よう。
SSとかなりきりで培った手法は割りと応用が効くし。
まず、「一人称」「喋り方」「状況」の三つが大事ですな。
- 一人称
……まず、ここ。普段は「俺」でも、目上の人に相対する時は「僕、私」を使うとか設定するだけでも大分違うんですな。
普段使わない一人称、もしくは絶対使わない一人称ってのは話を膨らませる種として使えますですよ。
二次創作における一人称間違いはただの同姓同名になりやすいので注意しようねー♪
- 喋り方
……これも大事な要素。いわゆる「うぐぅ」とか「にはは」等の口癖もコレに含まれます。
勘違いしやすいのは、「口癖喋られとけばいいだろう」っつー安易に口癖連発することですな。
ギャルゲー・エロゲー二次創作のお世辞にもあまり上手くない方々に見られがちな症状です。
ここでの「喋り方」は口癖や言いまわし、訛りや弁舌かどうかなどの話を構成する要素全般を指します。
たとえば、
例)
a.「俺、学校行かないぜ!!」
b.「僕、学校行きたくない……」
さて、言ってる内容は同じでも受け取れる感じは違いますね?
キャラクターごとの話し方に留意すると、会話にリアリティが生まれるのです。
- 状況
……ちょっとした応用編ですな。
ここで言う状況は、TPO(時・場所・場合)なわけですが。
例を上げると、
葬儀場で言う「・……はい」
死闘の最中での「……はい」
では、同じ文面でもニュアンスが違うわけですね。
同じように、図書館でも何時でも何処でも「!!」って血管浮かせまくってる奴とはお友達でいたくはありませんは場違いなわけです。
TPOを揃えるだけでも、台詞の破壊力は変わります。
次回は「破壊力の有る台詞」について。